ひと昔前なら、ランニング情報をモニターするには専用の器具が必要でした。しかし、今ではスマートフォンとアプリがあればいいのです! iPhone、Androidともに、さまざまなランニング支援アプリがあります。ランニングデータを記録できるのはもちろんのこと、中にはゲーム感覚で取り組めるものもあります。

しかし、同じようなアプリがたくさんあって選びきれない、というのも本音のところではないでしょうか? そこで今回は、先日、米Lifehacker読者アンケートにより選ばれた「ランニング支援アプリベスト5」をご紹介します。それぞれの特長とオススメポイントを挙げていきますので、「これだ!」と思ったものがあれば、ぜひ毎日のランニングに取り入れてみてください。

 ■RunKeeper

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RunKeeper』は米Lifehacker編集部のお気に入りで、読者人気もナンバー1のランニング支援アプリ。ライフハッカーでも以前よりご紹介してきました完全無料でありながら、ランニングをサポートする豊富な機能を搭載しています。走行ペースの記録やランニング履歴など、自分の進歩が一目でわかる情報を各種参照できるようになっています。ランニング実績をFacebookと連携させることも可能。RunKeeperのウェブサイトからも記録をチェックできます。

■Endomondo

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Endomondo』はソーシャル機能が充実。RunKeeperと同様に、走行時間や距離、スピードなどを記録してくれます。また、ルート設定や自己ベストへの挑戦、友人に挑戦状をたたき付けることも可能。音声コーチをつけたり、水分補給状況をモニターしたり、ランニング中の友人にメッセージを送ったりなど、さまざまなことができます。中でも注目の機能は、他のユーザーのルートとタイムを閲覧できること。タイムにチャレンジすればモチベーションアップ!

■Nike+ Running

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EndomondoやRunKeeperと同じように、『Nike+ Running』も各種ランニングデータや走行履歴を管理でき、共有機能も備えています。そのほかにも、仲間からリアルタイムに声援をもらったり、ラストスパートのためにとっておきのパワーソングをかけたり、天候によるタイムの違いを調べたりなどが可能です。Facebookとの連係機能もあります。

■Zombies, Run!

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米Lifehacker編集部は『Zombies, Run!』が大のお気に入り。『Zombies, Run!』の最大の特徴はなんといっても、朝のジョギングを決死のサバイバルに変えてくれる愉快な機能。ランニングモードでは、ゾンビが襲ってくる状況から(ヘッドフォンからはゾンビから逃れるための司令なども聞こえてきます!)、走って逃げなくてはならないという設定が与えられます。ランニングは苦手という方も、ゲーム感覚でトレーニングができるでしょう。

■MapMyRun

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その名の通り、『MapMyRun』はルートの作成に特化したアプリです。また、走行距離や消費カロリー、進歩状況、あなたに必要な栄養の情報などを教えてくれます。とくに栄養の情報に関する機能は優れもの。普段よりタイムが悪い日があったら、その日に何を食べたか、他の日は何を食べているかをチェックしてみれば良いのです。食べた物とパフォーマンスの相関がわかれば、日頃の食生活を見直すきっかけにもなります。

また、ベスト5には入らなかったものの、『iSmoothRun』もなかなか良いランニング支援アプリです。iOS専用ですが、加速度計とGPSを搭載しており、走行距離を測ることが可能。メトロノームの使用や、インターバルの設定、自分のランニングデータをほかのサービスにアウトプットすることもできます。

余計迷ってしまいましたか? そういうときは、人気ナンバー1で無料の『RunKeeper』からひとまず始めてみてはいかがでしょう。アプリで迷うのは、まずは走る楽しさを覚えて、習慣化してからでも遅くはありません。ライフハッカーでは、記事カテゴリにランニングをはじめとした「スポーツ・運動」を設けています。過去記事にもあなたのエクササイズを助けるヒントがきっとあるはずです。

Thorin Klosowski(原文/訳:伊藤貴之)