グノシー

相席屋のこと、いろいろ調べて、 運営企業にいろいろ聞いてきた。
[PR]相席屋
2016/09/24

こんにちは!
先日、相席屋に潜入した編集部。

<前回の潜入記事はこちら>

話題の相席屋、独身女子二人で行ってみた。

最近いたるところで「相席屋」の看板を目にするようになりましたよね。どうやら相当流行っているな……という印象。

前回の潜入でお店の雰囲気などは理解できたのですが、そもそも相席屋とは何者なのか??そこで実態をいろいろと調べてみました。

実は商標登録されていた

相席屋という絶妙なお店のネーミングですが、最近、「相席○○」という似たようなお店が増えているみたいですね。

しかしどこも相席○○と名乗っても「相席屋」とは名乗っていません。調べてみたところ、きちんと商標登録されてありました。それで他の会社は使えないんですね。

深夜の女子会プランがワンコイン!

相席屋で女子会ってなんだか場違いな気がしますが、一部の店舗では500円で朝まで飲み放題・食べ放題の女子会プランなるものがあるそうです。

このプランなら相席する必要はないので、「相席屋に興味あるけど、いきなり相席するのは不安…」というときに、まずは女子会しながら様子見って感じで気軽に行けますね。

しかも、途中から相席した場合、500円は無料に!

最近では女子会プランを利用する方も増えて、深夜に女子だけで盛り上がっているグループもいるんだとか。

相席屋って意外と女性のミカタなのかも。

結婚相談所もやってる!?

これ、かなり驚きです。けど、出会いの場を提供している相席屋と通じるところがありますよね。

しかも入会金・月会費が0円!結婚が決まるまで料金が発生しない「完全成功報酬システム」の結婚相談所なんだそうです。

納得いくまで結婚相手探しができそう!

いろいろと調べてみましたが、せっかくだから運営会社にいろいろ聞こうということで取材を申し込んだところ、快くOKをもらいました!

運営会社「セクションエイト」にいろいろ聞いた

運営会社はセクションエイトという会社。
入り口に「8」
分かりやすい!

今回お話を伺ったのはセクションエイトの小山さん。
なんでも聞いてください!とのことだったので、いろいろ聞いちゃいました!

相席屋の発想はどこから?

当時は「街コン」の人気が高く、全国で2,000回以上の開催、経済効果1,430億円とも言われ、市場も大きくなっていました。

ただ、街コンは予約や料金の先払い、日程・時間の制限もあり、気軽に参加できないんじゃないかなと思ったんです。

そこで、もっと気軽に男女が集まって楽しめる居酒屋というカタチで街コンを再現したら、という発想から始まりました。

相席屋でやっている工夫って?

例えば席の仕切りは、立っているときは他の席も見えますが、座ると見えない高さにして、周囲を気にせず目の前の相手との会話を楽しめるようにしています。

飲み物をセルフサービスにしたのも、店側のコスト削減というよりは、お客様が席を立ってちょっと息抜きができるようにとの配慮からなんです。

どうしてリピーターが多いの?

男女それぞれのお客様に要望を聞いて、できるだけその要望に応えられるように相席するお相手を選んでいるんです。

もし、お話が合わない相手だったときのために、「席替え希望カード」というものを用意しました。
実はこのカードは「もっとたくさんの人と相席したい」というお客様の要望に応える形で誕生したんです。

こうしたシステムとスタッフの気配りでリピーターが増えているんだと思います。

急速に店舗が増えているワケとは?

婚活、恋活をしようと思った時に、以前は街コンがありましたが、そこから相席屋にスライドしているからだと思います。特に地方都市では出会う場所も少なくなりがちですから。
恋活、婚活に対するイメージもポジティブなものに変わってきているのも理由のひとつかもしれません。

男性の中には結婚したいと思って結婚相談所に行っても年収600万〜700万以上でないと女性から相手にされないという事実があります……
相席屋で出会い、結婚に至っている方々は年収ベースではなく人柄で意気投合して、という方が多いんです。そういったことが口コミで広がって店舗増加を後押ししているかもしれませんね。

様々なテレビ番組で紹介され、話題になったことでFC加盟店の希望が増えているというのもありますね。

安心感を与えるためにしていることは?

まずはスタッフの気配りですね。初めての女性のお客様に対してはとくに気にかけて接客するようにしています。

それと、公式アプリでしょうか。
連絡先を交換する際、特に女性は、電話番号やSNSアカウントを教えるのに抵抗がありますよね。そこでアプリ内で連絡を取り合える専用アプリを作成しました。
これならいきなりプライベートな情報を教えることなく安心して連絡をとりあえると思いますよ。

類似店舗と比較したときの強み

やはり70店舗以上の店舗を運営しているというメリットはあると思います。これまで積み上げてきたノウハウも他店と比較したときの強みですね。

また、ただ店舗を営業するだけでなく、毎月ドリンクコラボレーションなどのイベント実施しているのも強みですね。お客様を飽きさせない努力をしています。

最近では名前だけでなくロゴのデザインなどを似せて、まるで系列店であるかのように装う悪質な類似店が出てきています。もっと悪質な店舗になると、相席屋の名前を語りキャッチをする店舗もあると聞いているので注意してください。

結婚相談所を始めたきっかけは?

昨今の少子化、晩婚化といった社会の問題を相席屋のブランドを中心に解決していきたいという思いからスタートしました。

恋活、婚活の総合サービス業を目指しているので、今後はブライダル事業への参入も視野に入れています。

0円サービスの先駆けとしては結婚相談所も0円なので、今後0円の結婚式ができるようにしたいですね。

出会い→恋愛→結婚といったライフイベントを一貫して担え、しかもそれが0円で行えるようになれば晩婚化、少子化といった問題も解決できるのではないでしょうか。

就活生もマッチングしてるんですか?

実は相席屋では企業と就活生をマッチングするという「相席就活」ということも行っているんです。

男女のマッチングサービスというとちょっと変な目で見られるかもしれませんが、当社としてはマッチングのノウハウをいろんな分野で活かしていきたいと思っています。

ずけずけといろいろ聞いてしまいましたが、終始明るくお答えいただきました。
小山さん、本日はありがとうござました!

【まとめ】けっこう、ちゃんとしてました。

こういっては失礼ですが、かなり真面目にビジネスしている会社でした(あたりまえだろ!)

相席屋から結婚相談所、さらには就活生の支援までと相席屋という業態の枠に収まらないスケール感がすごくおもしろい会社でした。

これからの「セクションエイト」のビジネスについて編集部としても注目していきたいと思います。

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